チェスターNEWS  -2013/10/16-

さまざまな税についてのニュースを発信いたします。

相続税の仕組み

 相続税の課税方法は、国によって異なり、日本では法定相続分課税方式が適用されております。この方法はわかりづらいので、今一度整理してみましょう。

 税務署が他の相続人の相続した財産も含めて相続税の総額を算定するという決定処分を行ったことに対し、『自分の取得していない財産を課税価格に含めるのは誤りだ』と主張して、課税処分の取り消しを求めた裁決が、2013年4月にありました。
 結果的には、当然のことながら、現行の相続税法の仕組みの上、税務署の決定処分は正しく、原告の訴えがすべて棄却されました。

 相続税の税額計算の過程は、次の通りです。

① 被相続人の財産を評価し、全ての財産から全ての債務を差し引いた純財産(小規模宅地等の特例適用後)であるAを出します。
② Aから相続により相続税の総額であるBを計算します。
※だれがどれだけ取得したかは、相続税の総額計算では、考慮に入れません。
③ 各相続人がAのうちどれだけ取得したかの取得割合に応じ、Bを按分し、各自の税額を算出します。
④ ③で出た各自の税額から、配偶者の税額軽減・未成年者控除・障害者控除等の税額控除を差し引き、各自の納付する税額を算出します。

 なお、※1で相続税の総額を算出する過程には、『A-基礎控除』をした後、法定相続分に按分して税率を適用し計算をいたします。
 この方式が、法定相続分課税方式と呼ばれ、現行の日本の相続税法では、この方式が適用されております。
 法定相続分課税方式の特徴としては、法定相続人が多ければ税額が軽減できる一方、少ないと税額が高くなります。

 アメリカやイギリスでは、遺産取得課税方式が適用されています。これは、被相続人の遺産全体に対して、法定相続分に按分せずに、税率を適用するものです。
 また、各自が取得した分にのみ税率を課する遺産取得課税方式を適用している国もあります。
 各国の税法により、相続税の計算方法は異なっております。

監修者 福留正明

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