離婚に伴う財産分与に関わる贈与税等の税金

離婚した時の財産分与の仕組みについて

入籍し、社会的に夫婦と見なされて長年生活を共にすると、必然的に夫婦共有の様々な財産が増えていきます。
この場合の財産とは現金に限ったことだけではなく、住宅や土地などの不動産、生命保険金、家財道具や車、ゴルフ会員権なども含まれるため、どのようなものが共有の財産となるのかをある程度把握しておくことも大切です。
これらの共有財産は、万が一離婚した場合には財産分与という形でお互いに分け与えることができ、またその権利を主張することも可能となっています。しかし、一度離婚してしまうと相手方がこのような話し合いになかなか応じてくれないケースも多くありますので、できるだけ離婚が成立する前に具体的な話し合いを行っておくとよいでしょう。
財産分与と慰謝料を混同して捉えている方も少なくありませんが、この二つは基本的には別の意味合いを持つものです。ただし、財産分与の中に慰謝料分も含まれていることもあるため、その点はお互いにはっきりさせておかなくてはなりません。
また、離婚して財産をもらったとき、それが現金であった場合には原則として所得税も贈与税も支払う必要はありません。しかし、不動産を譲渡された場合には各都道府県の指定する不動産譲渡税を支払わなければなりません。
財産分与として受け取るにはあまりにも金額が多すぎると判断された場合には、まれに贈与税がかかるケースもあります。一般的なサラリーマンでは、財産分与と慰謝料を合わせた金額の相場は200万円から500万円程度とされています。

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