贈与税の配偶者控除の対象となる居住用不動産の範囲(2)

建物と土地の一部を贈与された場合

土地の名義を夫と妻で分けていて、その上に夫名義の建物がある場合には、夫から妻へと贈与されたときに、現在の解釈ではこれは居住用不動産として認められるようです。具体的にはどのような事例があったのかというと、賃貸している土地の上に建物を建てて、これを居住用として利用していました。この建物は夫の名義となっています。
そして、地主から土地を買い取るときに、土地の持ち分を夫と妻で分けることになりました。夫が3分の2を所有し、そして妻が3分の1を所有することになりました。
夫がなくなった場合には相続によって妻が受け取る可能性が高くなりますが、そのときには居住用財産として認められるのかどうかが問題となってきます。
これについては、まず建物は夫の所有だと言うことから、夫名義となっている建物についてですが、これは居住しているわけですから居住用不動産として圧赤割れることになります。
そして夫の名義となっている土地についてですが、これはこの上に建物が建っていて、そしてこの建物が居住用の不動産として用いられているわけですから、土地についても居住用不動産として、一体として利用されていると解釈されることになります。
ですから、この場合には土地と建物とを含めて、居住用不動産として認められますから、配偶者に対して控除が認められると解釈されます。これは一般的な考え方ですから、個別の議案に関しては専門家に相談して下さい。

チェスター相続クラブ

関連性が高い記事

生前贈与は相続税の税務調査で一番の標的!!
年間110万円を超える贈与があった場合には、財産を受け取った人は高い税率の贈与税を、支払う必要があります。贈与税の申告と納税は、原則、財産をもらった人が、もらった年の翌年の2月1日から3月15日までに確定申告をすることになっています。 そし […]
贈与税額の端数処理
贈与税を申告するにあたっては、当然正しい計算が求められます。ただ、細かく計算すればそれで良い、というわけではなく、贈与税を計算する上で決まっている計算方法に則って正しく計算しなければいけません。もし正しく計算できていなければ、修正申告などを […]
特定障害者に対する贈与税の非課税
特定障害者の信託のメリット 病気や事故などにより、心身に障がいが生じている人の中でも、特に重度の障がいがある人は特別障害者といわれています。 これは、常に心神喪失の状況にある人や所定の施設や精神科医から重度の知的障害者と認定されている人、1 […]

カテゴリから他の記事を探す

相続大辞典目次へ

キーワード検索

入力されたキーワードに一致した記事を検索できます。

今すぐお問合せ 0120-390-203 PHS・携帯OK 【土日・夜間・訪問対応も可】平日9時~21時、土日9時~17時 メールでのお問合せ info@chester-tax.com

相続税に関する無料個別相談会開催中 お申込はこちら

出版書籍

『相続はこうしてやりなさい』これ1冊で相続のことが全て分かる!!

『相続はこうしてやりなさい』
これ1冊で相続のことが全て分かる!!

相続税専門
税理士法人チェスター(著)
出版社:ダイヤモンド社

『「華麗なる一族」から学ぶ相続の基礎知識』ミステリー小説で相続が早わかり

『「華麗なる一族」から学ぶ相続の基礎知識』
ミステリー小説で相続が早わかり

相続税専門
税理士法人チェスター(著)
出版社:亜紀書房

税理士が本当に知りたい相続相談頻出ケーススタディQ&A 1,000件を超える相談実績から“よくある事例”を厳選。

『税理士が本当に知りたい相続相談頻出ケーススタディQ&A』
1,000件を超える相談実績から“よくある事例”を厳選。

相続税専門
税理士法人チェスター(著)
出版社:清文社

  • 無料進呈 相続税申告必要資料準備ガイド
  • 税理士法人チェスター物語
  • 取材・セミナー履歴

    今まで当社がお手伝いさせていただいた新聞・雑誌の記事執筆、テレビ・CM出演、セミナーのご依頼等の履歴のページです。

  • お客様の声

    今まで当社がお手伝いさせていただいたお客様の中から、アンケートを一部ご紹介させていただきます。

  • 選ばれるチェスターの品質
  • れお君の相続徒然日記
  • 税理士 伊原慶のブログ
  • ビジョナリーバナー画像
  • Googleインドアビュー事務所内見学