遺産の分割の基準

遺産相続を公平に行う為の遺産分割の基準とは

人が亡くなると、現金や預貯金をはじめ、住宅用土地や農地、建物などの財産や土地、建物、遺品が残ります。残された家族への最後の贈り物とも言えます。
残された遺族は、財産や土地、建物を相続することになりますが、だれかどの程度の分配で相続するか、親きょうだい、親族間でももめごとが起こることも多いのです。
遺産の分配の基準が無いと、ますますもめ事が多くなってしまいますね。遺産分割の基準となるのが、法廷相続分で、公平に遺産分割をする為の基準です。
相続人間の話し合いでは遺産の分割が決まらない時や、もめてしまった時には、家庭裁判所で調停が行われます。調停委員が、相続人全員の意見、言い分を聞き、調整をします。調停でも解決しない場合は、審判に移ります。
この審判の際に遺産の分割の基準となるのが、法廷相続分です。法廷相続分は、妻と子がいる場合、それぞれ2分の1ずつ、子が複数いる場合は、それをさらに平等に振り分けます。
その他にも、相続人と被相続人との関係や人数などにより、それぞれ分配が決められています。遺産の分割方法は、四つに分けられます。
土地や建物など、財産をそのまま相続分配するのが現物分割で、原則的な方法です。財産をそのまま分割すると、どぉしても格差が生まれてしまうので、財産を一度売却してから、分割する換価分割があります。相続を多く受けたものが、多くもらった分の対価を他の相続人に支払う代償分割という方法もあります。
最後に、一人当たりの持ち分を決めて共有とする分割方法です。

(遺産の分割の基準)
第906条
遺産の分割は、遺産に属する物又は権利の種類及び性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮してこれをする。

チェスター相続クラブ

関連性が高い記事

相続人がいない場合
相続人不存在とは 死亡した人に相続人がいるかどうかが明らかでないときがあります。こうした状態を「相続人の不存在」といいます。 相続人がいるかどうかが明らかでないときとは、相続人となるべき者が戸籍上見当たらないときのほか、相続人全員が相続の放 […]
連帯債務者及び保証人の求償権の放棄
同一債務について複数の債務者が債務の全部を、複数の債務者で負担する方法「連帯債務」といい、その債務を負担するものを「連帯債務者」と言います。 求償権(きゅうしょうけん)とは 他人の債務を弁済した人が、その他人に対して返還に請求をする権利のこ […]
残余財産の国庫への帰属
死亡した方に相続人がない場合、死亡した方に特別の縁故があった方に、その財産の全部又は一部が分け与えられるという財産分与が行われます。この財産分与を経ても、死亡した方の財産に残余がある場合、その残余財産は国庫に帰属します。これを「残余財産の国 […]

カテゴリから他の記事を探す

相続大辞典目次へ

キーワード検索

入力されたキーワードに一致した記事を検索できます。

今すぐお問合せ 0120-390-203 PHS・携帯OK 【土日・夜間・訪問対応も可】平日9時~21時、土日9時~17時 メールでのお問合せ info@chester-tax.com

相続税に関する無料個別相談会開催中 お申込はこちら

出版書籍

『相続はこうしてやりなさい』これ1冊で相続のことが全て分かる!!

『相続はこうしてやりなさい』
これ1冊で相続のことが全て分かる!!

相続税専門
税理士法人チェスター(著)
出版社:ダイヤモンド社

『「華麗なる一族」から学ぶ相続の基礎知識』ミステリー小説で相続が早わかり

『「華麗なる一族」から学ぶ相続の基礎知識』
ミステリー小説で相続が早わかり

相続税専門
税理士法人チェスター(著)
出版社:亜紀書房

税理士が本当に知りたい相続相談頻出ケーススタディQ&A 1,000件を超える相談実績から“よくある事例”を厳選。

『税理士が本当に知りたい相続相談頻出ケーススタディQ&A』
1,000件を超える相談実績から“よくある事例”を厳選。

相続税専門
税理士法人チェスター(著)
出版社:清文社

  • 無料進呈 相続税申告必要資料準備ガイド
  • 税理士法人チェスター物語
  • 取材・セミナー履歴

    今まで当社がお手伝いさせていただいた新聞・雑誌の記事執筆、テレビ・CM出演、セミナーのご依頼等の履歴のページです。

  • お客様の声

    今まで当社がお手伝いさせていただいたお客様の中から、アンケートを一部ご紹介させていただきます。

  • 選ばれるチェスターの品質
  • れお君の相続徒然日記
  • 税理士 伊原慶のブログ
  • ビジョナリーバナー画像
  • Googleインドアビュー事務所内見学