チェスターNEWS -2015/08/20-
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関連キーワード: 相続税の計算
相続税の税率・簡単計算方法

新旧・相続税の税率表
まず、以下が良く見る相続税の税率表(速算表)となっています。
相続発生(死亡日)が平成27年1月1日以降の場合

相続発生(死亡日)が平成26年12月31日以前の場合

では、具体的に上記の速算表をどうやって使えば良いのか??
上記の速算表ですが、見方に少しコツが必要となります。
うちは、遺産の総額が2億円だから、2億円以下のところで税率は40%だね。
っと、そういう単純なものではありません。これは相続税の計算方法が複雑なために生じるよくある誤解です。
例えば、以下のモデルケースで考えてみましょう。
【前提条件】
相続開始日平成27年
相続財産総額:2億円
相続人:子供2人
STEP1 “基礎控除を控除”
2億円 - 3,000万×2人 = 1億4千万円
SETP2 “仮に法定相続分で分割”
1億4千万円 × 1/2 = 7千万円
SETP3 “速算表に当てはめて計算”
子1人当り、7千万円×30%-700万円 = 1,400万円
SETP4 “各人ごとの税額を合計”
1400万円 + 1,400万円 = 2,800万円
もっと簡単に税額を知る方法は??
実はあります。
弊社がご提供している、自動シミュレーションシステムがございます。
以下からアクセスし、遺産総額・法定相続人を入力するだけで、5秒もあれば相続税額を算出することが可能となっています。ぜひお試しください。
「相続税計算シミュレーション」

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