チェスターNEWS -2012/11/05-
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土地の評価と税理士選び
相続税の課税価格を大きく減額できる可能性があるものの一つが土地の評価です。この土地の評価によって課税価格は大きく変わります。また土地の評価には高度な専門性が求められるため、評価をする税理士によっても差が生じてきます。
土地の評価をする上での減価要因となる例として次のものがあります。
例
・セットバックを要する場合
・都市計画道路予定地内にある
・私道として利用している
・市街化調整区域内にある
・賃貸物件を持っている
・所有地の上に高圧線が通っている
・広大な土地
・不整形地
・騒音・振動の激しい土地 等々
この様な減額要素を検討し、土地の相続税評価額を求めます。相続税の土地等の評価は税理士なら誰が評価しても同じ結果になるわけではありません。実際に他の税理士が評価し申告したものを別の税理士が確認して税金の還付を行うこともあります。土地の評価に限らず、相続税申告の際は専門に行っている税理士事務所とそうではない事務所で納税額に差が生じてきますので、相続で依頼する税理士事務所に迷われた際には、年間申告件数の多い、相続税専門の税理士事務所に依頼すると安心です。

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