チェスターNEWS -2016/11/14-
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相続税の税務調査実施状況の最新情報【H28国税庁統計】

平成27年7月から平成28年6月までの1年間において、相続税の税務調査が行われた実績値が国税庁より公表されました。
平成26年7月から平成27年6月 | 平成27年7月から平成28年6月 | |
税務調査実施数 | 12,406件 | 11,935件 |
申告漏れ等 | 10,151件 | 9,761件 |
(国税庁HPより)
以上のようになっており、調査の実施件数は多少減少していますが、申告漏れ等で指摘を受けた割合については、昨年度も今年度もいずれも81.8%となっており変化がありません。
この指摘を受ける割合が8割となっていますが、これは異常事態ではないかと思います。
相続税の申告を行い、納税まで済ませた後、1~2年後に税務署が内容を確認し、間違っているので追加で納税をお願いします。もちろんペナルティも加えてね。
という状態です。
当初の申告で、きちんと内容を精査しておけばこういった事態にはなりません。
相続税申告を専門にしている税理士法人チェスターでは、そもそも税務調査に入られる確率は1%以下、税務調査になったとしても、指摘を受ける確率は半分以下となっています。
こういった現状を少しでも変えていければと思っております。

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